ちょっと知ってるとおもしろい 1分でわかるAMとFMの違い
ラジオには「AM放送」と「FM放送」があることは誰もが知っていることですが、
両者の違いはそもそも何でしょうか?
専門的に言うと、
FMは「Frequency Moduration」の略で、周波数変調、
すなわち音波を周波数の変化として伝えていく方式。
AMは「Amplitude Moduration」の略で、振幅変調、
すなわち音波を電波の強弱の変化として伝えていく方式です。
…
ちょっとキツイですね(笑)。
簡単に言うと、ラジオ放送を送信する「電波」は文字通り「波」として送信アンテナから受信アンテナに送られます。
次の図のように「FM方式」は「波の長さ」を元に音の信号を作ります。
一方で「AM方式」は「波の高さ」を元に音の信号を作ります。
電波の性質上「波の長さ」は「波の高さ」よりも建物や障害物の影響を受け難いため、
音の信号が崩れる(雑音になる)ことが少ないです。
なので「FM放送」はビルの陰やトンネルの中でもクリアな音が聞こえるのです。